先週の土曜に町田で大光寺圭さんのデビューをお祝いする身内のパーティーがあった。彼女の高校時代の2こ下のガールズバンドanny☆のギターのkanaちゃんが幹事をやってくれて実現した。とにかく5年も6年も7年も8年も昔のことだ。集まるめんめんも本当に懐かしい。大和西高校軽音同好会・軽音部OB・OGを中心に20数名が集まった。
西高軽音同好会は自分の教員生活での宝物だ。宝石箱といってもいい。ダイヤモンドやルビーやサファイヤなどがいっぱい詰まっている宝箱である。私kjにとって生涯最高の宝物である。
そのみんなの顔を見て、kjは幸福であった。
大光寺さんは仕事の関係で1時間くらい遅れてやってきた。
「先生乾杯の発声をお願いいたします」とanny☆さんが言った。
そこですっと立ち上がったkjは「えー顧問だったkjです。」と言い、歓声がどっと沸いた。
「えー実は大光寺さんとはこんな約束ごとがあったのですが、本人は覚えているでしょうか?
それはいまから数年前のこと、たぶん高校を卒業して何年かしてのことだったと思いますが、圭ちゃんにジョン・レノンのCDを貸しました。タイトルが「ジョン・レノン アンソロジー」といいまして、4枚入りのBOXで結構いい値段の代物でした。で、圭ちゃんはそれをなかなか返してくれない。そこで私はそんなに手元に取っておきたいのなら、あげましょう。ただし、圭ちゃんが音楽活動を続け、将来にデビューできたら、そのときこれをあげましょう。デビューできなかったら、その時はあきらめて返してください。…。」
「つまり今日そのCDは彼女のものになったのです。」こういうと一同は快い感動につつまれて、乾杯をしたのであった。
というところで日曜の心地よい午睡から醒めたkjであった。
どうして、こうした気の利いたエピソードを披露できなかったのか。情けないことだった。だらだらと意味のないことを話したもんだ。しかもその後も酔いにまかせてだらだらと話しこむkjであった。情けないの一言に尽きるのだが、この仲間と飲むと、どう言う訳か先生面せずに、いつもこうなっちまうんだな。
今、二日酔いです。
そう言えば、2次会もうだうだになってへべれけで、kjの最大の心の傷である那須高原ロッジでのインドアげろ事件の話題が出され、kjを不愉快にしたのはクロチャンだった。へいクロチャン、イエローモンキーのかっこいい明るいブラウン色のロングコートはもう着れないくらいに太っちゃて、大阪で二股にされた女に振られちゃった去年のクリスマス。もうクリスマスキャロルは一緒に聴けないだね。悲しい色やねん。次はがんばってね!
サキはハッピー・ウエディング!おめでとう。そしてみんな幸せを求めて必死に自分の信じる道を歩いていますね。いいことです。
帰りは大光寺さんと同じ電車でした。が、kj酔いが回って「ウエップ」。また那須高原ロッジの悪夢かという恐怖で、大光寺さんごめんなさい、無愛想なkjでした。
その帰りの電車で大光寺さん本人から教えてもらったのだが、7月29日読売新聞、8月2日毎日新聞(夕刊)、8月6日産経新聞と大光寺圭デビューの記事が掲載されたという話。そうですか、さすがメジャーはビッグですね。感動もので、インターネットでチェックしました。(毎日新聞が一番いい記事でした。)
朝日新聞は何しているのでしょうか?それと神奈川新聞も。フマンである。(おわり)